滋賀県東近江市「戦争遺構」めぐり

日時
2017/6/13
ライダー
巨尺

本日は、大正時代に日本初の民間飛行場が開場された滋賀県東近江市(旧八日市市)を訪ねました。同飛行場が陸軍第三航空大隊に接収されて陸軍航空隊八日市飛行場が設置されたこともあって、関西では珍しい「掩体壕」など、市内には戦争遺構が点在しています。


市内芝原南町の布引山丘陵の裾野にある「八日市飛行場1号掩体壕」です。シキボウ八日市工場の北西側に位置する竹林の中にあります。
敵から戦闘機を隠蔽するために建設されたコンクリート製の建造物です。


あまり手入れがなされていないため、看板も掩体壕と同様に風化しつつあります。戦後70数年が経ち、掩体壕の躯体は風化が進んで危険な状態です。また看板の設置者は八日市市(現東近江市)ですが個人所有地なので無断立ち入りは厳禁です。


東近江市芝原町の沖野通り(農道?)を北上したところにある「平和橋」です。写真の右手にあった八日市飛行場を農地に開拓する際に掛けなおされた橋で、平和を祈願して広島市の「平和大橋」をモチーフにしているそうです。


前述「平和橋」の南側にある「20万馬力用水機場」です。ここは戦争遺構ではありませんが、戦争で付け替えさされた蛇溝川の歴史を知る建物ではあります。


20万馬力用水機場の説明が書かれた看板です。そんなすごいものだったとは…


東近江市沖野に所在する「沖野神社」です。陸軍航空隊第3連隊長の意向で創祀された神社ですが、現在は地元住民が氏子となり管理されています。


神社の縁起が刻まれた石碑です。この他、境内には殉職者の慰霊碑が建立されていますが、昔、同市出身の先生が「戦時中、毎日、葬儀の列を見た」と言っていたのを思い出しました。
八日市飛行場は、かなり大きな飛行場であったらしく、国道421号線沿いに「陸軍飛行第3連隊跡の碑」と「飛行第3連隊正門跡地の碑」があるのですが、写真を撮り忘れました。


国道421号線東本町交差点の西側にある「東近江大凧会館」です。東近江市の伝統行事(現在休止中の大凧上げ)で使用された日本一の大きさを誇る「百畳敷の大凧」など、世界中の凧が展示されています。


本当の目的地は「京都憲兵隊八日市分置隊跡」です。東近江大凧会館の敷地内にある標柱(写真矢印)です。同会館を囲むように標柱が設置されています。どうやら憲兵隊の隊舎の跡地が東近江大凧会館になっている様です。


標柱のアップです。少し見にくいかもしれませんが「陸軍省所…」と見えます。
この後、旧愛東町の滋賀県平和祈念館を訪問する予定でしたが、スマホで確認すると、本日は休刊日でしたので「戦争遺構ツーリング」を終了し、帰宅の途につきました。


投稿日
2017/06/13
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