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伊豆大島レンタルバイク

日時:2011年12月11日 ライダー: NC三郎
10日は千葉でキャンプしながら月食を見る予定でしたが、

後輪がパンクしていたため夕方に修理に出して断念。

代わりに急遽乗船予約して、伊豆大島へ貸し原チャツーリングに。

横浜の大さん橋につくころには、すでに月食もかなり進んでました。

横浜23:30分発の船にのって、伊豆大島を目指します。

東京発で横浜に寄港し、その後伊豆大島に向かう深夜便です。

デッキでしばらく月見てましたが、赤かった!

朝の6時に伊豆大島の岡田港に到着しました。

寝てる間に月食は終了し、元の明るい満月にもどっていました。

民宿兼貸しバイク屋の朝海館さんの車で、お店まで。

同じ船に宿泊客がいれば迎えの車に一緒に乗せてもらえるようです。

(ここまでツーリングじゃないですね。すみません。)

50ccの原チャリをレンタルしました。(3500円/日)

最初にエンジンがかかったとき、排気が真っ黒で焦りましたが、

しばらく走っていると普通になったので安心しました。

乗船券と貸しバイクの予約以外は何も準備していなかったので、

船の待合所で手に入れたパンフレット見つつ、

都道208号で島を時計回りに観光することにしました。

大島の道沿いは名物?の椿が植わっていることが多いです。

少し走っていると、海の向こうに朝日に染まる富士山が見えました!

海を隔てていますが、距離的にはそれほど遠くないようです。

パンフレットによると「椿トンネル」と呼ばれる箇所が

島の北東部分の都道にありますが、特にそう銘打っていなくても

椿がトンネル状になっている箇所がいくつかあったように思います。

とにかく島のいたるところに椿がはえています。

しばらく走ると公園のようなものがあったので入ってみました。

大島の東側にある都立大島公園の植物園です。

こちらは「Kick Off」という品種の椿。まだ蕾でした。

植物園以外にも、より椿に特化した椿園というのがあるようです。

多少咲いている品種もありましたが、まだ時期的には早いようです。

「Tiffany」という品種の看板もありました。

そういえば、朝飯食べるの忘れてましたが、

肝心の木が見当たりません!

大島一周道路。都道208号です。

朝ごはん食べられるようなところが全然ないです。

ドリンクの自動販売機もなかなか見当たりません。

腹減ったなーと思いながら原チャで走っていましたら、

下り坂の向こうに大きな山が見えました。

道路はかなりアップダウンがあります。

原チャはあまりスピードが出ないので、

小さい看板でも余裕を持って読めるのがよいです。

道沿いに「月と砂漠ライン」の入口があったので、

行ってみることにしました。

大島に行って驚いたのが、警笛鳴らせの看板が多いことです。

カーブのたびごとにというのはちょっと大げさかもしれませんが、

それに近いくらいあります。見通しが良くてもあります。

鳴らしっぱなしで走った方がよいのではないかと思うくらい。

月と砂漠ラインを進むと、途中で柵があり、まっすぐは進めません。

柵の手前に右折して入れる道がありました。

展望台もあるそうなので、こちらに入ります。

しばらく行くと、舗装がおわり、駐車場っぽくなっています。

駐車場からは舗装の無い林間の道がつづいています。

原チャを停めて、てくてく歩きます。

5分くらい歩くと林を抜け、一気に視界が広がります。

「裏砂漠」と呼ばれるところらしいです。

砂が黒くてわかりにくいですが、確かに砂漠です!

昔ここで旅客機の事故があったそうで、碑が建っています。

昭和27年。戦後間もなくのことだったそうです。

裏砂漠第1展望台。見渡す限りの砂です。

富士山の砂走りに似た感じです。

先の方に第2展望台もあるとのことでしたが、

いまいち道がわかりにくいです。

ズーム撮影すると、小高い山の上に細長いものが見えました。

勝手に双眼鏡だと思い込み、

そうであれば、おそらくそこが第2展望台だろうと考えて、

とりあえず行ってみることにしました。

変な双眼鏡だなと思ってレンズをのぞきましたが、何も見えず、

複数あるレンズを一つ一つのぞきますが、どれも見えません。

で、注意書きをよく見たら地殻変動の測定装置でした。

何も見えないはずです!誰もいなくてよかった!

双眼鏡ではなかったですが、やはりここが第2展望台でした。

駐車場からは歩いて30分弱かかりました。

周囲に何もなく、山の間の尾根伝いにあるので、

風がむちゃくちゃ強くて耳が凍えました!

砂漠を後にして来た道を戻ると、

来たときは閉まっていたはずの柵が開いていました。

夜間閉鎖で日中は開放されるのかな?と思って入ってみました。

途中パトカーとすれ違いましたが、すぐ行き止まりでした。

行き止まりに変な形の施設(写真)があったのを確認して、

引き返すと、先程すれ違った警察官に呼び止められて軽く職質。

「朝早いから門閉めずに巡回してたけど、ここは立ち入り禁止!」

とのことで恐縮しましたが、面倒でもに門しめといてくださいよ!

気を取り直して都道に戻ると、今度は通行止め。

でも迂回路の表示が親切なので、道に迷うことなく先に進めました。

迂回路から都道に復帰し、しばらく進むと大島南部の港、

波浮港を高台から見おろせる景勝地があります。

いかにも港町といった感じでした。

パンフレット見直したら、通行止めを迂回したときに、

筆島というところをスルーしたようだったので、引き返しました。

一つだけほんとに筆の先っぽように立ってます。

だれかが置いたみたい!

道路は島中どこもきれいです。

交通量が少ないからか、大型車があまりいないからか、

轍のようなものもあまりなくて、とても快適です。

「クダッチ」という、だれかのあだ名みたいな地名がありました。

地元の方言とかなのでしょうか?

写真撮っていたら知らぬ間に後ろに車がいましたが、

特に警笛等ならすこともなく待っててくれたようでした。優しい!

大島の南の方からは、さらに南にある利島(濃)?と新島(薄)?

が見えます。いつか行ってみたいです。

南の方に、地層が露出した箇所があります。

間伏地層切断面というようです。

道沿いに長くつづいているので、迫力あります。

ぐにゃぐにゃ曲がっていて面白いです。

きっと最初は真っすぐだったのが、

いろいろあって曲がったのだと思いますが、

地球のダイナミズム(というのでしょうか?)を感じます!

大島の西岸を北上し、市街地に入るあたりから

御神火スカイラインに入り、三原山の山頂口を目指しました。

上り坂をがんばって登っている最中に、

メーターがキリ番(6000.0km)になったので記念撮影。

「オカミビ」だと思っていましたが、「ゴジンカ」と読むようです。

山頂の神社にあった説明書きだと、昔の人は三原山の噴火を

神のなせる業として受け止め、噴火口全体を「御神火」と読んで

信仰の対象としていたとのことで、そこからついた名前のようです。

登りに必死で最初は気付きませんでしたが、

下り方向を見るとものすごく景色のいいところがありました。

逆光で見にくいですが、三原山の展望所です。

山頂口の駐車場からすこし奥に進むとこのような展望所があります。

夕方のジェット船で帰る予定だったので、急いで登山です。

頂上まで45分くらいとのことでした。

この道は車やバイクは入れないですが、馬はOKみたいです!

1986年の噴火の際に流れ出た溶岩の先端部分です。

当時小学生で、日航機の墜落や、チャレンジャー号の爆発同様、

ニュースを見て子供心にかなりショックを受けた記憶がありますが、

もう四半世紀になるとは、これもまた衝撃です。

溶岩の流れた跡が黒く固まって残っています。

最初はほとんど平地なのですが、

最後の方は急勾配の坂をえっちらおっちら登ることになります。

看板も応援してくれているようですが、

「頑張って下さい。」って、ちょっと冷たい感じがします!

坂を登りきり、頂上に出ました。

頂上まで遊歩道が整備されているので、気軽に登れます。

少し急いでいたこともあり、35分くらいで到着しました。

頂上からは景色がすごくいいです!

溶岩がごろごろしていて、浅間山の鬼押し出しに雰囲気が似てます。

噴火口の展望台まで片道6分とのことだったので、行ってみたら

ものすごい巨大穴が大口開けていました。

富士山の火口に似て、色の濃い超絶壁です。

近づけないため火口の底が見えず、その分余計に怖かったです。

火口を回るお鉢めぐりコースもあったのですが、

35分くらいかかるということで今回はあきらめて、

神社だけお参りして山を下りました。

駐車場までもどると、バスが来てました。

停留所があったので、路線バスでも来れるようです。

駐車場からの景色もなかなかのものでした!

ふもとの市街地が見渡せます。

朝に裏砂漠に行った時はものすごく寒かったのですが、

日が昇るととても暖かかったです。

下山は、三原山登山道路を通りました。

こちらは山頂付近が牧場になっているようでした。

爽快道路です!

ふとみると馬がいました。

原チャを停めて見ていると、柵の方に近づいてきました。

餌をくれる人がけっこういるのかもしれません。

人懐っこい馬で、触っても怒りませんが、

「甘噛みしてくることもあるので気をつけるように」

といった感じの注意書きがありました。

たてがみはゴワゴワでかたかったです。

山頂付近は見通しがよいですが、すこし下ると

椿をはじめとする木に囲まれます。

道路沿いに椿並木がありました。

三原山登山道路です。

地図を見ると、都道207号になるようです。

都道208号と重複する箇所もありますが、

とりあえずこの道をずっと下ると元町港に着きます。

元町港の舟の待合所です。

客舟の着岸が風の状況で元町港と岡田港を使い分けるため、

当日にならないと帰りの舟がどちらの港から出るのかわかりません。

この日は岡田港から出るそうで、元町港は閑散としていました。

元町港近くのお寿司屋さんでお昼を食べることにしました。

ちょっと調べたら出てくる、人気のお店のようです。

べっこう丼というのが名物のようですので、頼んでみました。

べっこう丼。

白身魚を香辛料の入った醤油につけこんだものののった丼です。

名前と色的に甘辛そうですが、実際にはピリ辛です。

超うまいです。

べっこうの握り。一貫300円。二貫で600円になります。

べっこう丼と同じ味がしましたので、

食べるのであれば丼かにぎりかどちらか片方で良いと思います。

お昼を食べてから、元町港から大島の西岸を北に向かってつづく

サンセットパームラインで大島灯台に向かいました。

短いですが、この道もかなりいい!です!

サンセットパームラインは野田浜というところまでつづいています。

ここには駐車場があって、鐘的なものが設置されています。

夕方とかのデートによさそうな道です。

野田浜から細い道に入って進むと、大島灯台への入口があります。

竹が生い茂るようなけもの道っぽくてびっくりしました。


細い道を10分くらい歩きますと、

少しひらけて、白い灯台が見えてきます。

中には入れませんが、普通の円筒形の灯台ではなく、

お城のような四角い形の個性的な灯台です。

説明書きによると、この灯台は大正時代につくられて、

関東大震災で一度壊れたのですが、すぐに建て直したそうです。

14時前にバイクを返却しに民宿に戻りました。

観光しながら島を一周しましたが、50ccでも8時間あれば

余裕を持って回れます。慌てることもなく、思ったよりお手軽でした。

ちょうど宿泊客を港に送るところで、一緒に車に乗せてもらえました。

岡田港の乗船待ち施設です。帰りの舟待ちの観光客が多数いました。

クーラーボックスと竿を持った釣り客が多かったです。

みなさん楽しそうだったので、たくさん釣れたのかもしれません。

船の出発まで時間があったので、周囲を散策しました。

路地に入ると石垣の方から、猫がやってきました。

付辺は干物をつくっている家が多いためか、かなり猫がいます。

以前霞ヶ浦の方に行った時もこんなことがあったのですが、

猫にカメラを向けると餌だと思うのか顔を近づけてきます。

何か食べ物に似た匂いがするのでしょうか。

食べられなくて申し訳ないのですが。

もう一匹白いのがのしのしとやってきました。

警戒心の無い猫たちで少し心配ですが、

まわりに干物とか餌になりそうなものがたくさんあるので、

飢えはしなさそうです。

そうこうしていたら乗船する時間になりました。

帰りはジェットフォイルで熱海まで。1時間くらいで着きました。

今回はバイクが50ccということですこし不安でしたが、

交通量も少なくて安心で、停車も多かったのでとても便利でした。

投稿日:2011/12/13 閲覧者数:4697
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