北海道ツーリングも残りわずか。
この日は朝から宿の温泉です。湖を眺めながらぼんやりと。
なんと贅沢なことでしょう!
ひとっぷろ浴びて、頭もすっきりした後、
まずは国道391号を釧路市街方面へ南下。
シラルトロ湖の向こうは釧路湿原のようです。
シラルトロ湖も湿原の一部なのかな??
釧路市街に出る手前、セイコーマートのある交差点を右折。
釧路湿原道路に入りました。
湿原のど真ん中を通る道路です。
ただ、残念なことに道路わきにゴミ多しTT
今度は国道240号に入りました。
国道は暫く西に進みますが、徐々に向きを北に変え、阿寒湖方面へ。
道の駅阿寒丹頂の里。
平日の朝と言うことで、ほとんど人がいません!
道の駅の奥には、ツルセンターなるものがあります。
冬は野生のタンチョウが飛来して観察できるそうですが、
この時期は野生のタンチョウはもういません。
でも、3羽ほど飼育しているそうで、見に行くことにしました。
お!こいつか!
と思いましたが、こちらはタンチョウではなくて、
マナヅルだそうです。
2007年に誕生しながらいまだに愛称募集中とは…。
だれか、愛称付けてあげてくださいっ!
もう少し奥に進むと、タンチョウの住処があります。
頭が赤くて体が白いのが特徴です。花札でおなじみ。
こちらは夫婦のようです。
センターの建屋内になんとなく怖い写真がありました。^^;
雛を人工飼育する際は、こんな格好で餌やりするそうです。
なにか前衛的な創作ダンス見たい^^;
こんな感じで育ててるから、人に慣れてるのかな??
ツルセンターを後にしまして、阿寒湖方面へ。
国道240号はシカ注意です!
シカに注意して走っていたら、
いつのまにやら阿寒国立公園に到着。
さらにしばらく進むと阿寒湖の湖岸に到着しました。
湖に沿って温泉街があり、けっこう賑わってます。
たばこの吸いがらなげたらあかん!
なぜここで関西弁!?と思いましたが、
阿寒湖とかかっているんですね。いろいろ応用が利きそうです。
ここらへんはアイヌの集落あったのか、
それらしい木彫りの民芸品店も充実しています。
気にいったからって、お金払わずに持ち帰ったらあかん!
湖沿いの道路から少し内側に入ったところにあるアイヌコタン。
コタンと言うのは集落と言う意味みたいです。
大きなフクロウが目印です。
坂に沿って広場があり、周囲にはアイヌっぽいお店がたくさん。
テーマパークみたいです。
雌阿寒岳の裾にある足寄峠を越えるとすぐに足寄町です。
でも、市街地までは46km。
こういったところで北海道の広さを感じます!
ところで、峠にあった町名の看板ですが、なんだろうこれ??
足の妖怪か何かかな??
それにしても表情が険しい^^;
国道241号沿い、市街に向かう途中、牛がいました。
今回のツーリングでは野生のシカはたくさんみましたが
牛をちゃんを見たのはここだけかな?
北海道なら牛はたくさん見るだろうと思ってましたが、意外でした。
松山千春コーナー!
奥の方に、松山千春がおおきな葉っぱ持って立ってます。
松山千春は足寄出身のようです。
建物前には松山千春の記念碑みたいなのもありました。
手形と足形も。足形は珍しいですが、地名にちなんででしょうかね。
道の駅のうらに足形をとってくれる小屋がありました。
だいぶおなかが減ってきたので、道の駅にあった豚丼屋さんへ。
後で知ったのですが、「熊の子」という有名店の支店だそうです。
豚丼セットをいただきました。
吉野家やすき家の豚丼に比べ、やや甘めの味付けです。
値段はそれなりにしますが、さすがにうまいです!
この後お手洗いへ。
入口にあった貼り紙で先ほどの怪しい妖怪?の素性が割れました。
妖怪と思っていたのは足寄のマスコット、あゆみちゃんだそうです。
失礼いたしましたmm
この日の宿は襟裳岬。南端ではないのですが、南端な感じの所です。
ちょっと遠いので、道の駅を出てすぐ高速道路へ。
一般道も高速みたいな感じで流れますが、せっかくなので。
音更帯広ICで降りまして、
豚丼屋の店員さんに聞いた、柳月と言うお菓子屋さんを目指します。
IC降りてすぐ。柳月スイートピアガーデンに到着です。
帯広は有名なお菓子のお店が多いそうです。
北海道はお菓子作りに欠かせない小麦や牛乳が名産だからかな?
店内では「は〜るなんしぇー たーべなんしぇー♪」
というお菓子のCMソングがエンドレスで流れ続けてました。
まだ頭に残ってます^^;
はーるーかーぜーとおりゃんせ♪
と、CMソングを頭に流しつつ、ここから襟裳岬を目指します。
国道236号に入ってしばらく南下すると、
愛国駅という看板がありましたので、寄ってみました。
鉄道路線もすでに廃線となってしまったようで、
今は交通記念館になっています。
ホームにはSLが停車してました。
ちなみに「愛国」という駅名は、
ここらへんに愛国青年団という開拓団が住んでいたからだそうで。
愛の国とはイメージが違ってびっくりです。
幸福駅行きの切符を求めてたくさんの人が訪れたのも今は昔。
たぶん今は切符は売ってないと思います。
かわりに石碑が立っています。
旧駅舎の壁にはメッセージカードがびっしり!
ビューティフルマインドのワンシーンのようです。
交通記念館と言うことで、
昔使われていたような道具とかもいろいろ展示してありました。
どれも年季が入っていてかっこいい!
少し走ると幸福駅に到着です。
土産屋さんも何軒かあって、愛国に比べて観光地っぽい感じです。
こちらも中はメッセージカードびっしり!
切符の形のカードでした。
だいぶ日が傾いてきました。
ここからは頭の中に森進一の襟裳岬を流しながら
黙々と襟裳岬を目指します。
道の駅忠類。
ゾウがマスコットのようで、
ゾウのぬいぐるみとかが山積みになってました!
道の駅に貼ってあったポスター。
一瞬、ハマの番長かと思いましたが、別人のようです。
このときは頭の中が森進一の「襟裳岬」状態でしたが、
こちらの曲もちょっと聞いてみたいなー。
どんどん南下。ずっと直線で走りやすい!
頭の中で襟裳岬を流しているはずが、
いつのまにか「はるなんしぇ♪」にかわってたりしつつ、
道の駅コスモール大樹で休憩。
ふつうの大きいスーパーみたいなところでした。
コスモールって変換すると小スモールになりまして、ちいさい!
でも大きいスーパーでした。
やっと海沿いに出まして、まだまだ南下。
ここからは覆道やトンネルが連続します。
ナゾなトンネル名を確認しつつ、えりも町に到着!
ここら辺、対向も後ろからもぜんぜん車が通りません。
びっくりするほど車が通りません。
えりも市街までは32km!
足寄と一緒で、北海道の広さを感じます!
フンコツトンネル!
ここはきっと粉骨砕身で開通したとんねるなのでしょう。
ちなみに国道はここらへん、黄金道路というそうです。
トンネル名もこれくらいわかりやすいといいんですが。
ゴールデン!
国道は襟裳岬を切り取るようにショートカットしますが、
この日の宿は岬のすぐ近く。というわけで、県道で岬方面へ。
こちらの県道がなかなかナゾ県道で、
歩行者自転車の同じ青看板が大量に!
この写真だけでも11個写ってます。
どんだけ自転車通行許可したいんでしょう^^;
えり〜ものーはるはー〜なにもーないーはるです〜〜。
確かにここらへんはなにも無いです!
でも、ずっと何もないということはないですね。
展望台がありました。
施錠の時間は過ぎてましたが、なぜか扉があきましたので
ちょっとおじゃまします!
岬のほんの少し手前に小さな集落があり、
そこにある仙庭さんという宿にお世話になりました。
昔はユースホステルだったようで、なかなか楽しい感じの宿でした!
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